TOKYO / KYOTO
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Information
2023/10/7 サイトオープン
写真展概要
2022年9月28日(水)、小田急1000形未更新車の全ての営業運転が終わりました。
2020年ごろから引退が始まりましたが、引退までの2年間はあっという間に過ぎてしまったように思えます。
ここで、僕と1000形の思い出を書かせてください。
時は90年代半ばに遡ります。僕は祖父母の家に行くのに1000形によく乗ったものです。1000形は急行ではなく、各停や準急で来ることが多いのを子供ながらに理解していたので、1000形が来るまでホームで待っていました。待つ時間も楽しい時間だったと覚えています。小田急線は祖父母の家という楽しいところへ行くための電車だったのです。だから、僕は小田急線が好きなのかもしれません。もちろん、それは今も変わりません。
引退が本格的に始まってしまった2020年ごろから、僕も最後の活躍を見届けようと、カメラを持って追いかけました。今回の展示では、そんな1000形未更新車の最後の勇姿をご紹介したいと思います。今はもう1000形未更新車は走っていませんが、ご覧になる皆様も小田急線や1000形未更新車との思い出があるかもしれません。私の写真を通して、そんな人生の1コマを思い出していただければと思います。1000形未更新車の「回想電車」に乗って、ちょっとした思い出の旅に出かけてみませんか?
それでは、1000形未更新車の最後の勇姿をご覧ください。
福岡大季
プロフィール
福岡大季
DERRECK, DAIKI FUKUOKA
Nikon Professional Service会員。幼い頃から祖父母の家に行くために小田急線に乗り、幼少期を過ごす。いつしか、自分も小田急線のファンに・・。現在は写真撮影から動画制作などを取り扱う「Sheepman Studio」を立ち上げて、マルチクリエイターとして活動の幅を広げる。2022年に150周年を迎えた京都の新京極商店街のオフィシャルフォトグラファーとして宣伝用の写真なども撮影する。提供された作品の中には『るるぶトラベル』や『地球の歩き方』などにも掲載されている。
写真家としてのテーマは”日常を切り取る写真を撮ること”。特に「京都を生きる人」と「小田急線」は人生を賭けてのテーマなのかもしれない。撮り溜めた写真を用いて写真展などを積極的に行なっている。2023年からは「小田急aini」で小田急線写真教室の講師を務めるほか、海老名乗務所制作の「乗車記念カード」などの写真を手掛ける。
<個展>
2020年「電写展~東京の大きな輪~」
2021年「行けずな京都展」
2022年「はじめまして。山手線です。展」
2022年「おもてなし京都展」
2023年「小田急線1000形 〜未更新車、最後の活躍を追いかけて〜」
他、グループ展多数。
<写真集>
2021年「いけずな京都展(図録:私家版)」
2022年「おもてなし京都展(写真集:私家版)」